ふうこブログチャレンジ

エンタメに生かされる日々

ディズニーの紅白歌合戦

こんばんは。ふうこです。東京は雨でとても寒くて、わたしは100円の肉まんを買ってしまいました。いかがお過ごしですか?

先日、友だちとディズニーランドに行ったときの話です。

その友だちがお誕生日だったため、その子の行きたいところを聞くと「観たいショーがあるの!」と教えてくれました。

それが「ワンマンズ・ドリームⅡーザ・マジック・リブズ・オン」です。

www.tokyodisneyresort.jp

どんなショーかというと、公式サイトの記述を引用しますね。

ミッキーマウスの誕生から始まったウォルト・ディズニーの夢と魔法を楽しめるショー。

ふわっとしている…

わたしはこれまで何度かディズニーに行ったことはあるものの、ショーをしっかりと観たことはありませんでした。いつも、「よし!アトラクションだ!ファストパスだ!パレードの時間は待ち時間少ないレッツゴー!」みたいな楽しみ方をしていたのです。

そのため、ショーと言われてもあまりピンとこなかったのですが、なんでも友だちは何回もこのショーを見たことがあり、その子の「めっちゃ良い」のお墨付きをもらったので観に行くことにしました。

観る前に、こんなやりとりがありました。

わたし「え、ショーを他のものに例えるならどんな?」

友だち「えー、う~ん」

わたし「……オールスター感謝祭的な?紅白歌合戦的な…?」

友だち「それだ、紅白だわ、ぴったり」

“ディズニーの紅白”

そんなの、NHK紅白歌合戦がだいすきな身としてはめちゃくちゃ楽しみになってしまいます。

しかも、友だちが「初めて観たら、きっと感動して泣いちゃうと思うよ」と。

覚えておいででしょうか、わたしの涙腺事情を。

entameniikasareru.hatenablog.com

そう、わたしの涙腺は、快・不快の感情表現手段として泣く赤ちゃん並みに回数をこなす、ゆるゆるの涙腺です。すぐ泣きます。

早朝から気合を入れて仕込んだアイメイクが崩れることを覚悟し、ショーに臨みました。

結果として。

ぼろっぼろに泣きました。それはもう。

めちゃくちゃ泣いてしまったのはそのショーがとってもわたしにとって感動的で魅力たっぷりだったからです。それがどんなもんだったかを今日は書いてゆきます。若干ネタバレ気味なので、気にされる方はここで記事のラストのわたしが愛を込めるところまで飛ばして寝てください。もう一度観たいなあ。

1.バシバシに刺激されるノスタルジー

まず、ミュージカル形式ですすむこのショーの冒頭曲「オープニング」での歌詞をみてください。

One man's dream

幼いころの夢を心に蘇らせる 

みんなにさそいかけるよ 

素敵なファンタジー 夢の世界が広がる

ここでわたしは「ああ、これ、大人向けだ…」と悟ってしまいました。勿論ショーは小さな子でも120%楽しめると思うのですが、こんなん言われたら幼いころを振り返ることのできるわたしたちは、心わしづかみにされてしまうじゃないですか。かつて子どもだったすべての大人たちへ…

そして、先ほど少し述べたように、そもそもこのショー自体が「ウォルト・ディズニーの夢と魔法を楽しめるショー」なので、「さまざまなディズニーの名作アニメのキャラクターたちにより名場面が多々再現される」という特長があります。

これがもうめちゃくちゃ魅力とリアリティーにあふれてる。

ピーターパンはいつも動きがかろやかだし、グーフィーはゆるいズボンを引き上げるしぐさするし、プリンセスは手の動きひとつも素晴らしく上品で優雅。しかもこれが、「本物だ!わたしがアニメで見てたキャラたちが目の前にいる~!」と思えてしまうほどに、さりげなく、とても自然にキャストの皆さんの演技に組み込まれている*1のです。あと個人的に、わたしは単純な子どもだったので「ヴィランズ怖い、やな奴、キライ!」みたいに思っていたのですが、ショーにはヴィランズのターンがありまして。

 

 白雪姫の女王様、ノートルダムのフロロー、マレフィセント…ここで登場するヴィランズの皆さんとこの曲がそれはも~う格好良くて。めちゃくちゃ邪悪で最高ですので、ヴィランズ好きのあなたにはとってもお勧めです。

個人的には、『バグズ・ライフ』とディズニープリンセスは幼少期に擦り切れるほど観てるので、「は、ハイムリックだ~!」とか、「おとぼけえええ」と懐かし良すぎておののいていました。大好き。

2.「舞台」として完成されすぎ

このショーは約30分あるのですが、なんとびっくり一度も暗転しないのです。

ショーで流れる曲は全部で9曲あって、だいたいその曲ごとに大きくシーンが切り替わるのですが、それがもう「すごい~!お見事~!」と言いたくなるようなスムーズさ。まさに、ノンストップで繰り広げられるミュージカルです。アリたちのラインダンスとか超カワイイです。舞台効果もきらびやかで*2ずっと楽しい。

流れる曲たちも、ディズニーの天才・アランメンケン様のパワーがあるのでもう本当に当たり前に全部良いんです。本当に全部です。

これまた衣装もすっごい可愛い。シーンごとに舞台とする場面が全然違うので(ジャングル?、海、城、映画撮影所、ハリウッド)その世界観に合わせてさまざまな衣装が見られます。個人的には、映画→ハリウッドのシーンがもうワクワクとときめきで胸が高鳴って仕方なかったです。ラ・ラ・ランド*3観てるみたい。映画撮影所のシーンが入ることで、「ハッ、今まで見ていたのはフィクションの世界」みたいに感じられる演出もすごくわたしのツボで、好きです。

というように、ミュージカルとして凝りに凝られた、素晴らしい作品なのです。

3.ミッキーは “原点にして頂点”

これです。友だちの言葉を借りるのですが、マジで観終わった後、「ミッキーは原点にして頂点」と思えるのです。

ショーの間ずっとダンスもキレキレ、ミッキーに始まりミッキーに終わり、いつもみんなの真ん中にいるミッキー・・・

最後から二番目の曲・『ファースト・フィナーレ』*4とともにせりあがるミッキーの姿を見たときに思うはずです。

「すべてはミッキーから始まったんだ…」

そんな、大袈裟な。と思われるかもしれません。これがですね、ほんとなんです。ディズニーが好きな人ならかなり高い確率でこう思ってしまうと思います。

さあ、ここまでショーの魅力を書いてきましたが、この素敵さ、伝わったでしょうか。

つまり、「ワンマンズ・ドリームⅡーザ・マジック・リブズ・オン」は、初めての人も何回も観た人でも、子どもも大人も、ディズニー好きにもミュージカル好きにも大感動を与えるザ(ジ?)・エンターテイメントなのです…!

どうでしょうか。行ってみたいかも!と思っていただけたでしょうか。

そんなあなたに、悲しい事実をお伝えしなければなりません。このショーが見られるのは、2019年12月13日までなのです。

www.tokyodisneyresort.jp

わたしはショーを観終えた後「なんで!?なんでこんなにも素晴らしいショーが終わるの!?」*5と泣いていました。

このショーは2004年から行われていて、そこからちょこちょこ振り付けや曲の変更もあるそうです。ハリウッドのシーンで、「どこの誰でも なれるさ 大スター 顔が良ければ」みたいな歌詞があって、とっても素敵なショーなのですが令和に生きる身としてはちょっと違和感を覚える部分もあったので、そういうところがバージョンアップしてまた新たなショーが始まるのかな、と思いをはせてみたり。

なんにせよ、きっとディズニーはこれからも最高を持ってきてくれるはずだと思います。楽しみですね~!

ディズニー遠いよ!いけないよ!というあなたに、Youtubeでこのショーが見られることをそっと耳うちしようと思います。著作権としてグレーみたいなので、リンクは貼りません。そっと耳うちです…「ディズニー ワンマン」で検索…

それでは、感動の鉄を熱いうちに打ってしまったので長文な仕上がりですが、このあたりで終わりにいたします。

はあ~、ディズニー楽しかったなあ。連れて行ってくれた友だちに心からの感謝です。ありがとうねえ。

楽しかった思い出をなんども心に召還して、明日もなんとかふんばって雑事に立ち向かっていきます。

あなたにも、楽しかったなあウフフという出来事がこれからもたくさん起きますように。風邪には気を付けて!♡

パソコンのキーボードから、愛をこめています。

ふうこ

 

 

 

*1:舞台にいるキャストさんが、隅々までリアル。ピーターパンに出てくる海賊たち、ハリウッドの人たち、どんな瞬間も気が抜かれていないのです。

*2:モノクロからカラーに変わるシーン、ピーターパンのワニ、王子様とプリンセスのキスシーン、女王様が老婆になる、もう挙げたらきりがない。めちゃくちゃ凄い。

*3:

gaga.ne.jp

最高ミュージカルです。観ましょう

*4:

 

 

*5:観た直後に道案内をしてもらったキャストさんに、ボロ泣いたわたしの顔を怪訝そうにされたので「あの、ワンマン(通称)…?見て…」とこの言葉を言いました。言わずにはいられませんでした。キャストさんは、優しく「ワンマン良いですよねえ!!」と言ってくれました。