ふうこブログチャレンジ

エンタメに生かされる日々

正反対な君と僕

今年、急激に好きになった漫画が、阿賀沢紅茶先生の「正反対な君と僕」です。

私はありがたいことに周囲のマブたちに大変に恵まれていて、たまに、「これはふうこ好きだと思うよ」「これ良かったよ」というように漫画とかドラマとかアニメとか場所とかお店とか、色々とおススメをしてもらえることがある。

正反対な君と僕も、友達が本当に可愛くて幸せなので、暇な時に読んでみてね…とわざわざラインをくれたおかげで出会えた作品でした。

マジで……良かった……

それからは早く、阿賀沢先生の前作「氷の城壁」を途中から課金してイッキ読みし、LINEスタンプを買い、SNSで阿賀沢先生をフォローし(こういうときのネットストーキング能力がすごい、ポジティブ方面にしか使いたくない)妹、趣味が近いズッ友にオススメしたり、読んでる!!という友達と感動ポイントをDMしたり……ジャンプ+の更新日はスケジュール帳に入れている。そして単行本を棚に並べた。(うちは引っ越ししてまだ本棚がないので、選ばれし少数精鋭の数冊が本棚に並べられている)

人生のこういう「やべ〜出会っちゃった〜!」という瞬間が大好きなので、長生きするっきゃないな〜と思う。

正反対な君と僕の好きなところを友達と語り尽くしたい。

細かなことが沢山目に入ってきたり、いわゆる「気にしい」寄りの人生は、小さな事でいつまでも苦しかったりするけれど、同時にささやかで大切なときめきにも気付けるし、それを分かち合える人は、世界にはいるもんだよ〜という美しさが描かれているからかな、と今布団の中でぼんやり考えている。うまく言えない。

内容の、すっごく細かいくだりの嬉しさとか。オノマトペがメチャクチャかわいいところも好き。もう毎ページ好きでスクショしたくなっちゃう。

 

まじで好きなシーンはいっぱいあるんだけど、今ぱっと思い浮かぶのは鈴木(愛を込めて呼び捨て、なぜなら同じクラスみたいな気持ちで読んでるから……)が雨上がりのいいにおいする〜って言ってた回。2巻でした。ネタバレになっちゃうので細かくは言わないけど、わたしも雨の後のにおいする派のため、好きなエピソードだ。

登場キャラクター全員好きだけれども、西さん、平くんのスーパーハッピーエピソードまで絶対読み続けます。今週のタイラズマ(テェラズマ)……(泣)よかったなぁ……(泣)

 

この漫画を読んで、自分の考え方の癖とか、人付き合いのときにこういう行動、とっちゃう〜!とってきました私も〜!というようなのを言い当てられまくっている気がする。その度に、この漫画が世の中で愛されていることを思って「そうか、私だけじゃないかも」と安心するし、同時に、登場人物たちにエグい感情移入をして友達の気持ちになりながら読んでいる。

氷の城壁を読んだ時も、こゆんたちの心情が丁寧に、生活感のある描かれ方をしているからエッグい感情移入をしてしまい、爆速で読み終わったにもかかわらずしばらくロス……という気持ちになった。卒業式の気分だった。

 

うまくまとめられないけれど、私は今、阿賀沢先生が最高の漫画を更新してくれるおかげで日々を楽しく過ごせている。

ありがとうございます。

先生にも親近感をもってしまうんだよな……絶対こう、これまでの人生に似たような経験がある方と……思ってしまうんだよな……

本当に、素敵な漫画を描いてくださってありがとうございます、𝑳𝑶𝑽𝑬……このマンガがすごい9位おめでとうございます!!!!!