ふうこブログチャレンジ

エンタメに生かされる日々

さみしい

東京は秋めいてきました。長袖を着ていても汗をかかなくてすみます。秋はご飯も美味しいし、お洋服も可愛いし、夜は心地良いし、わたしにとっては大好きな季節です。

星野源『Week End』*1の二番の歌詞にもあります。

木の葉色づく頃は

心に穴が開いて

指の先少し冷えて

貴方の温度探す

今、初めて文字をナナメにしてやりました。今四季で言うなら旬ですし、好きな歌詞なので。

みんな〜!心に穴、開いてませんか〜!

秋口はわたしにとってそういう季節です。毎年、一番好きな季節に心躍りながら、すこしさみしくなります。

日が短くなって夜は長くなるから、鬱々としやすくもなりますものね。あるあるです。昨日やってみたのですが、寝る前に白湯を飲むとなんだかいいです。白湯を飲みなさい、みたいな文章を読んで、騙されたと思ってやってみました。お腹からポカポカしてきて、幸せな気持ちで紛らすことができました。湯を沸かすだけでできます。お勧めします。

秋が好きな理由はもうひとつあります。わたしの誕生日があるんです。㊗︎

誕生日がくるのがイヤだ、という人の話も聞いたことあるのですが、わたしは幸運なことに誕生日を楽しむことができるタイプです。自分がひとつ歳を重ねることにワクワクするので、手帳の誕生日のところはいつも可愛いめの小さなイラストを書きます。

ところが、今年、はじめての不安にすこし悩んでいるのです。

18歳の誕生日までは、ぬくぬくと実家暮らしをしていました。そのため、朝起きれば「おはよう、お誕生日おめでと」と言ってもらえて、夜は部活帰りだろうとなんだろうと、ケーキを買っておいてくれる環境でした。有難いことです。

19歳、一人暮らしをはじめた初の誕生日。これはですね、大学の学園祭真っ盛りでした。一年生の時は学園祭にみっちり関わる(関わらせられる)大学なので、大学から家が遠い同期の子たちと、四人で六畳のわたしの部屋に泊まっていました。ひとりの子が0時にアラームをかけていてくれて、祝ってくれたのがとっても嬉しかったです。次の日近所のケーキ屋さんでケーキ買ったのも楽しくて嬉しかった。

20歳はもうそれはそれは盛大に祝ってもらったのです。わたしが携わっていた活動のだいすきな仲間たち、尊敬の先輩たちに最高のサプライズをしてもらいました。そのあと、大学の同期にも祝ってもらって。詳細はナイショです。大事なハッピー思い出なので。幸せ者だな…と痛感しました。

で、今年。21歳になる予定です。

どうしたらいいか分からない。

なぜなら、20歳まで甘えてきた「暗黙の了解でぜったい祝ってくれる場所」が今のわたしには無いのです。

え、待って。みんなどうしてるの…!?という気持ちになってきています。

あんまり使いたくないけど一般論として、「大切な人」に祝ってもらうのがセオリーな気はするのです。恋人がいたら問答無用で祝ってもらえるもんなのかなとか思いますが、いませんし。

そうすると、やっぱりわたしから「お誕生日を祝ってほしいのですが、その日は空いてますか?」と聞くのが筋な気はするのです。

これが困るところなのです。

まずわたしにとって大切な人が多すぎる。

そして、「わたしの誕生日祝ってくれない?」というお願いって、難しくないですか。

わたしはもしそう友達に頼まれたらめちゃくちゃ嬉しいし、モチロンーーーー!と言って祝います。

聞かれた人は、「うわあふうこは私のことを年に一度の誕生日を祝うレベルの仲良しだと認識しているのか」ってなりませんか。しかも、(ものすごいエゴだし調子に乗ったことを書きますすみません)一緒に過ごせない友だちも同時に決定するわけですよね。

厳しい。厳しすぎる。分かっています、考えすぎなのは分かっています。ひとりの時間が多くて、さみしいをこじらせてめちゃくちゃ面倒くさい考え方をしちゃうモードなのです。だってわたしの友だちはみんな忙しいし。

わたしがめちゃビッグネームとかだったら良いのにという考えに落ち着きます。アッコさんみたいな。誕生日会を開いて、わたしのお世話になっている人や大好きな人たちを招待する、みたいな。(わたしは)絶対に楽しいし、自分の好きな人と好きな人が仲良くなったりしたら嬉しいだろうな、とか思います。

だけどここにいるのは20歳のこわっぱなので…。

ここまで書いて、なんでわたしは今日書くことをこれにしたんだろう?と後悔しています。もんもんとした悩みを書いたところで、何を期待してるの?優しい友だちがこれを読んで、「祝うよー!」と言ってくれること?そんなのめちゃくちゃわたしが調子乗ってるじゃん。だし、そう言ってもらえたとしてそれはそれで「いいのだろうか」って悩むでしょう?こんなところに書いたら何かしらの余波を生む可能性はあるじゃない。黙ってそっと信頼できる友だちに「あの…」と声をかけていれば良かったじゃん。でももう日付が変わるまであと19分。あ〜

秋の夜長は、こうなります。

さみしいをこじらせてしまいがちなのです。そんなわたしの頭の中を書いてみることで、「早く寝よ」という気持ちになってもらえたら、という言い訳をして、暴走のモンモン悩みを締めくくります。

あと、こういうとき、私ならこうするよというアドバイスをくれる方がもしいらっしゃいましたらそっとご連絡ください。

暴走しながら書いたので、もしあなたがこれを読んで不快な気持ちになっていたらほんとごめんなさい。ほんとに。

人間だもの、こういうときもあるよね。という気持ちになってもらえたらこの上ない喜びです。

あなたがそういう日だったのなら、今日も本当にお疲れ様でした。白湯飲んで、ストレッチしてでも、お酒の力を借りてでも、メイク落とさずでも、お風呂明日に回してでも、あなたがこれから穏やかに眠れますように。

こんな文を読んでくれてありがとう、とっても愛を込めて。

ふうこより