ふうこブログチャレンジ

エンタメに生かされる日々

11人もいる!星野源

このドラマを覚えている方はいるでしょうか。

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11人もいる!

11人もいる!は、2011年10月21日から12月16日まで毎週金曜日23時15分 - 翌0時15分に、テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマである。主演は神木隆之介宮藤官九郎脚本。 *1

11人もいる!』というドラマです。

放送当時、わたしは中学生だったのですが、親の影響で宮藤官九郎(以下、クドカン)のドラマが好きだったので、いつも録画して観ていました。*2

今日書きたいことからは逸れてしまうので、究極スーパーざっくりですが内容を説明すると、父の実(みのる)・田辺誠一、母の恵(めぐみ)・光浦靖子(後妻)、長男の一男(かずお)・神木君ふくむ大家族10人*3幽霊のメグミ・広末涼子(他界した前妻)+さまざまな人たちをめぐるドタバタハートフルコメディーです。

もうほとんど丁度8年前のドラマですが、放送当時わたしは第3話の録画をレコーダーの容量不足で失敗した(冒頭10分だけ録れてた)ため、ドラマを何回も観返してきたにもかかわらず、全9話中、第3話だけきちんと観たことがなかったのです。

が。『11人もいる!』が、Netfrixに上がったんです……。

即ダウンロードし先ほど視聴し終えました。

なぜわたしがこのドラマに執着するか、もうお気づきでしょうか。もちろんこのドラマ自体大好きで、クドカンを大好きなのもあるのですが。お気づきでないあなたは、もう一度、先ほどの写真をご覧ください。そうです、拡大してみてください。半分よりちょっと上の左寄り…見つかりましたか?

そう、近頃全世界に向けてEP『Same Thing』を発信した世界のGen Hoshinoこと、わたしの大好きな星野源が出ているのです。

主要登場人物の説明を思い切ってしなかったにもかかわらず、しっかりとしたWikipediaの引用をいたします、どうぞ。

 真田ヒロユキ(さなだ ヒロユキ)〈33〉
演 - 星野源
(みのる)の弟。一男たちの叔父。ベビー用品メーカー「ママサンシャイン」の元社員、現在失業中。会社が多額の負債を抱え、社長が金を持ち逃げし取り残される。借金の返済に追われ生活が苦しくなり、自殺を図ったがメグミに助けられる。
その後元気を取り戻すも、結局会社が倒産し真田家に引越してくる。再就職に向けて頑張ってはいるが上手くいかず、ニート化の傾向がある。ギターが特技で弾き語りで歌うのが毎回恒例となっている。

Wikipediaより、一部追加)

いやもうびっくりしませんか…。

このドラマの何がすごいって、もう今じゃ考えられないような星野源の使い方*4をしている、ということなのです。8年も前じゃ当たり前っちゃ当たり前なのですが。

 このキャラクター説明を観ていただくとわかるのですが、このヒロユキ叔父さん、悲愴に次ぐ悲愴の人物です。登場するたびにため息をつく、顔色がなんかいつも悪い、細い。第一話では「笑顔がなんか胡散臭い」とまで称されます。

しかも毎話歌うんです。弾き語りで*5

またちょっと話が脱線するのですが、当時放送を見ていたわたしは、なんか面白いお兄さんがいるなあ歌ってんなあくらいにしか思っていませんでした。しかし、このおそらく1~2年後『夢の外へ』というシングルの初回盤を多分少し遅れて3000円で買い*6、(詳細な時期は覚えてないのですが、同級生に「なんかね、最近CD買ったの、星野源って人の~」とわたしが言って「誰それ?」「あのー、アネッサの…」というやり取りをしたのは覚えています。)さらにその2年後にはしっかり普段から聴くようになり、フェスで『くだらないの中に』に涙することなど夢にも思っていませんでした。

つまり、このドラマはわたしにとって星野源の名前と顔を一致させた作品であり、今こんなにファンでいる原点ともいえるのです。

で、そんなターニング星野源を描いてくれたドラマのまだ見ていなかった回・第3話をしっかりとしたファンであるわたし2019がみたところ、

もうちょっとこれはみんなに聞いてほしい

となってしまったため、ブログに書くことにしたのです。

さあ。折角星野源のヒロユキ叔父さんの話をしだしたのに、脱線して前置きに戻ってしまったので、この続きは明日とします。

言いたいこと全部を書こうとすると、やはりボリュームがえらいことになりますので。

明日はその3話アンド星野源がどう凄かったのかについて書こうと思います。

いやあ、やはり趣味は良いですね。疲れていても、心の好き!を感じる部分を刺激されると元気が出ます。

では、今日もよく頑張ったわたしたちに「えらいぞお」とねぎらいの言葉を口に出し、きっと今日より楽しい、今日よりはマシな明日がくるだろうと予想しちゃって寝ましょう。

愛をこめて!

ふうこ

*1:Wikipedia大先生より。

*2:わたしは小~中学校寝るのが今思えばなかなかに早く、21時には寝ていたので23時15分は深夜でした。

*3:8人兄弟で、7番目までは名前に数字が入っています。二子(にこ)、三子(みつこ)、四郎、五月、六助・七男(ここ双子)、才悟(さいご)。一男から七男までが前妻・メグミの子どもで、才悟は後妻の恵の子どもです。

*4:今じゃ考えられないってのはほかのキャストさんにも言えて、有村架純(毎話出てくる)、高橋一生、佐藤二郎、竜星涼がわけわかんない扱い方で登場します。ちょこっと昔のドラマはこれが楽しいですね。

*5:クドカン作詞、作曲・歌は星野源。毎回♪家族なんです♪で締めくくられる30秒くらいの挿入歌。メロディはシンプルで毎回基本同じ、キャッチーなので口ずさんじゃう。

*6:星野源の初回限定盤は特典DVDがつくのだが、破格の定価1800円+税で売っていた。現在ももちろんだが、星野源と書いてサービス精神の鬼と読むことができるのだ。